国分太一「人権救済申し立て」に日テレ「強く抗議」で懸念されるSTARTO社タレントとの関係性…振り回されてきた『DASH』の歴史

10月23日、国分太一が『ザ!鉄腕!DASH!!』(日本テレビ系)の降板をめぐる同局の対応について、日本弁護士連合会(日弁連)に人権救済を申し立て、波紋を呼んでいる。 「国分さんの代理人弁護士が会見を開いたことに対し、日テレが強く抗議。国分さん側は降板理由を告知されなかったと主張する一方、日テレは複数の重大なコンプライアンス違反があったと指摘し、両者の見解は平行線のままです」(芸能記者) 対立は長期化をたどりそうだが、今後、予想されるのが、日テレとSTARTO ENTERTAINMENT社との関係の変化だという。芸能プロ関係者が語る。 「活動休止中とはいえ、国分さんはまだSTARTO社に在籍しています。このまま争いが長引けば、日テレ、また『DASH』も、STARTO社とのつき合いを見直さなければならないのでは」 そもそも『DASH』はTOKIOに振り回され、裏切られてきた歴史がある。 「2018年の山口達也さんの不祥事以降、2021年には長瀬智也さんが脱退。6月の国分さんのコンプライアンス違反が発覚により、TOKIOは解散に至りました。番組スタッフはメンバーがいなくなるたび、出演シーンをカットして、編集し直して放送してきました」(同前) 近年は、STARTO社の後輩タレントに頼っていたのだが……。 「SixTONESの森本慎太郎さんとともに、頻繁に番組に登場していたのがAぇ! groupの草間リチャード敬太さんでした。ところが10月4日、今度は草間さんが、公然わいせつ容疑で逮捕されたのです。もちろん、彼の登場する放送回は緊急カット。番組は国分さんの問題からわずか4カ月で、別の不祥事に対応することになりました」 これほど不祥事が続くと、番組サイドも、STARTO社タレントへの不信感を募らせていく可能性がある。 「もちろん日テレは巨大な組織ですから、国分さんとの対立がきっかけで、会社そのものの関係が絶たれることはないでしょう。しかし、現場レベルでの信頼関係はわかりません。すべての“火種”である『DASH』を終わらせるほうがいいのでは、という声もあがっています」(同前) 30年の歴史を誇る長寿番組はいま、大きな岐路に立たされている。

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