フランスのルーブル美術館から宝飾品が奪われた事件で、逮捕された容疑者2人には犯罪の前科があり、現場で採取されたDNAから特定されたと地元メディアが伝えています。 フランスメディアによりますと、25日夜、ルーブル美術館の強盗事件に関与したとして30代の容疑者2人が逮捕されました。うち1人はパリ郊外の空港からアルジェリアに出国しようとしていたということです。 逮捕された2人には犯罪の前科があり、事件現場で採取されたDNAから捜査線上に浮上、共犯者を特定するために監視が続けられていましたが、出国する直前に逮捕に至ったということです。 奪われた155億円相当の宝飾品はみつかっておらず、捜査当局は、当時現場にいた残り2人の行方を追っています。