盗撮共有グループ全員摘発 岡山の小学校教諭逮捕

教員が女子児童らを盗撮し、交流サイト(SNS)のグループチャットで画像を共有したとされる事件で、愛知県警熱田署捜査本部は6日、児童買春・ポルノ禁止法違反(所持)の疑いで岡山県備前市立小の教諭甲斐海月容疑者(27)=岡山市中区=を逮捕した。事件で摘発された教員と元教員は7人目で、捜査本部はグループのメンバー全員を摘発したとしている。 逮捕容疑は6日、自宅で18歳未満の少女が着替えをする様子の動画データを所持した疑い。「性的欲求を満たすため」と容疑を認めている。 捜査本部によると、写っていたのは勤務校の児童ではなく、甲斐容疑者はインターネットで入手したと説明。「全国各地で教師が盗撮などで逮捕されているのは知っていた。ニュースを見るたびに私も捕まるのではないのかと不安になった」とも供述している。 事件を巡っては、これまでに北海道、東京、神奈川、愛知の4都道県の教員や元教員6人が起訴されている。グループによる事件の被害者は延べ35人以上という。

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