6日午後、福岡県鞍手町で酒を飲んで車を運転したとして、68歳の船員の男が逮捕されました。 船員の男は車で銀行を訪れ、多額の現金を引き出していてニセ電話詐欺の被害者の可能性があると思った行員が警察に連絡したことをきっかけに酒気帯び運転が発覚したということです。 6日午後2時すぎ、福岡県鞍手町にある「西日本シティ銀行鞍手支店」を訪れた男が多額の現金を引き出しました。 これに気づいた行員がニセ電話詐欺の被害者の可能性があると判断して警察に連絡。 駆けつけた警察が男に事情を聴いたところ、ニセ電話詐欺の被害者ではないことが判明しました。 その一方で、酒の臭いがする男が軽乗用車で銀行を訪れていたことが発覚。 警察が呼気を調べたところ、基準値の4倍を超えるアルコールが検出されたうえ、防犯カメラの映像で男が軽乗用車を運転しているのが確認されたため、男を酒気帯び運転の疑いで逮捕したということです。 逮捕されたのは福岡県鞍手町に住む68歳の船員の男で、取り調べに対し「飲酒運転はしていない」などと話し、容疑を否認しています。