【立花孝志容疑者】発言の「根拠」とする情報を“虚偽だと認識していた”疑い 警察は情報提供者らとの“口裏合わせ”のおそれを考慮し逮捕か

立花容疑者は発言の「根拠」とする情報を虚偽だと認識していた疑いがあるということです。 11月9日に逮捕された「NHKから国民を守る党」党首の立花孝志容疑者(58)。去年12月、自身が立候補した選挙の街頭演説で、元兵庫県議の竹内英明さんに対し、「警察の取り調べを受けているのは多分間違いない」などと発言したほか、今年1月、竹内さんが亡くなった翌日にも「竹内元兵庫県議は、どうも明日逮捕される予定だったそうです」などと虚偽の情報を投稿し、竹内さんの名誉を毀損した疑いが持たれています。 竹内さんは今年1月に自宅で死亡し、自殺とみられています。 警察の取り調べに対し、発言したことについては争わない姿勢を示しているという立花容疑者。名誉毀損罪の成立には立花容疑者が得た情報に真実相当性、つまり竹内さんの「取り調べや逮捕情報」について、立花容疑者自身が真実と信じた相当な理由や根拠があったかどうかが焦点となります。 捜査関係者によりますと、警察が立花容疑者の「情報源」とされる人物などに話を聞いたところ、立花容疑者が情報そのものを虚偽だと認識していた疑いがあるということです。 警察は、立花容疑者がこうした情報提供者らと口裏を合わせるおそれがあることなどを考慮して、今回の逮捕に踏み切ったとみられています。

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