斎藤・兵庫県知事「捜査中、コメント差し控える…」 自身への“2馬力選挙”展開?立花孝志容疑者に

斎藤元彦・兵庫県知事は11日に開かれた定例会見で、政治団体「NHKから国民を守る党」党首・立花孝志容疑者が竹内英明・元兵庫県議(故人)に対する名誉棄損容疑で兵庫県警に逮捕されたことについて、「捜査中であり、コメントは差し控えさせていただく」と述べるにとどまった。 斎藤知事は立花容疑者が逮捕された9日、送検された10日も、同様の趣旨の発言を繰り返している。 斉藤知事は昨年(2024年)9月、県議会の不信任決議を受けて失職。立花容疑者は知事選挙の告示直前の10月24日、 知事選への立候補を表明し、自らの当選を目的としない「2馬力選挙」を展開した。 また、選挙中に立花容疑者がSNSや街頭演説で発信した誹謗中傷についても、「把握していない」とし、「私は自分にできることを精一杯やってきた」と述べ、選挙運動の正当性を強調した。 竹内元県議は昨年(2024年)、兵庫県議会・調査特別委員会「百条委員会」の委員を務め、斉藤知事らのパワーハラスメントなどの疑惑を追及していた。

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