線路に看板投げ入れたか 54歳男逮捕、6000人影響 警視庁

JR大井町駅の線路に金属製の看板などを投げ入れ、列車を停車させたなどとして、警視庁捜査1課は12日までに、列車往来危険と威力業務妨害の疑いで、住所職業不詳の高沢信明容疑者(54)を逮捕した。 「直前に通行人と口論になり、むしゃくしゃしてやった」と容疑を認めている。 逮捕容疑は9月28日午前5時10~30分ごろ、東京都品川区のJR大井町駅近くにある線路上に架かる橋の上から、金属製の看板や三角コーンを線路に投げ入れて放置し、通過した東海道線の列車に衝突させるなど、業務を妨害した疑い。 同課によると、同容疑者は飲酒後に同駅付近を徘徊(はいかい)。駅に併設された駐輪場から看板などを持ち出し、線路に投げ入れたという。けが人はいなかった。 JR東日本によると、京浜東北線と東海道線、横須賀線が一時運転を見合わせ、最大23分の遅れが生じ、約6000人に影響が出た。

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