旅客船が座礁、267人全員救助 航海士が携帯操作か 韓国

【ソウル時事】韓国南西部の全羅南道新安沖で19日夜、同国南部・済州島から南西部・木浦へ向かっていた旅客船が岩礁に乗り上げ座礁した。 乗客246人、乗員21人が乗っていたが、韓国政府は20日、全員を救助し、木浦港へ移送したと発表した。聯合ニュースによると、海洋警察はいずれも40代の1等航海士とインドネシア人操舵(そうだ)手計2人を重過失致傷の疑いで緊急逮捕した。 航海士は調べに対し「携帯電話でニュースを検索していて、操舵のタイミングを逃した」と供述している。事故海域は島や岩礁の多い危険な狭水路で、本来は手動の操舵が必要だったが、航海士は自動操舵装置を作動させていたとみられる。

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