商品を個人同士で売買する「フリマアプリ」を巡り、報酬を受け取る約束をした上で、アカウントの情報を提供したとして、男女5人が書類送検されました。 犯罪収益移転防止法違反の疑いで書類送検されたのは、関東地方に住む20代から40代の男女5人です。 警察によりますと、5人は2023年、報酬を受け取る約束をした上で、フリマアプリ上での送金などに必要なアカウントのログインIDとパスワードを提供した疑いが持たれています。 5人は容疑を認めていますが、提供した口座が犯罪目的で使用されたことは知らなかったとみられます。 法律では、犯罪収益の受け皿となりうる口座の提供は禁止されています。 三重県警は、書類送検された5人のうち3人のアカウントを買い取り、偽造品を販売したなどの疑いで、ブローカーの男(24)を逮捕しています。