刃物による通り魔事件を想定し対処訓練 全国で襲撃事件相次ぐ

北九州市で、刃物を持った男による通り魔事件を想定した訓練が行われました。 21日、北九州市の若松警察署で、刃物を持った男が歩道上で2人を切りつけ、逃走したという想定の訓練が行われました。 はじめに駆けつけた警察官が救急隊が到着するまでの間にけがをした2人に応急救護を実施。 その後、不審者の目撃情報を受けて倉庫に隠れていた男を発見し、刺股などを使って取り押さえるまでの手順を確認しました。 若松警察署 田中浩一地域課長 「刃物使用の事案が最近起こっています」「繰り返しの教養訓練を通じて、警察官の練度を上げて県民の安全・安心を守っていきたいと考えています」 刃物による襲撃事件は全国で相次いでいて、福岡県内でも今月9日、福津市の商業施設で刃物を持った男が逮捕されています。 警察は訓練などを通じて関係機関と連携を深め、安全対策を強化するとしています。

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