名古屋駅近くで15日、歩行者3人が車にはねられて死傷した事故で、車は事故の直前、時速60kmほどでカーブに進入していたとみられることが分かりました。 15日午前7時40分ごろ、名古屋市中村区の交差点で、軽自動車が青信号で横断歩道をわたっていた3人をはね、田中幸子さん(49)が死亡、男女2人が大けがをしました。 警察は、過失運転致傷の疑いで現行犯逮捕した鳴海洋容疑者(71)を、より罰則の重い危険運転致死傷の疑いで16日朝に送検しました。 捜査関係者への取材で、車は事故直前に下り坂の左カーブを時速60kmほどで進入していたとみられることが分かりました。 警察はスピードの出し過ぎにより車が制御できない状態に陥り、事故を起こしたとみて調べています。