おととい、茨城県古河市で前を走っていたバイクに故意にぶつかり、重傷を負わせたとして、トラックの運転手の男が殺人未遂の疑いで逮捕されました。 殺人未遂の疑いで逮捕されたのは、坂東市の農家の猪瀬来稀容疑者(25)で、おととい午後0時半すぎ、茨城県古河市の路上でトラックを運転していた際、前を走っていたバイクに殺意をもって故意にぶつかった疑いがもたれています。 バイクを運転していた22歳の男性は、右の大腿骨を折るなど全治不詳の重傷です。 警察によりますと、目撃者からの通報を受けて警察官が駆けつけた際に、猪瀬容疑者は現場から立ち去っていましたが、目撃者の情報などから関与が浮上し、きのう逮捕したということです。 現場にはバイクを引きずったあとがあり、猪瀬容疑者は取り調べに対し、「故意にぶつけて相手にけがをさせたことは間違いない」という趣旨の供述をする一方、殺意については否認しています。 猪瀬容疑者はバイクを運転していた男性と面識がなかったとみられ、警察は動機などを詳しく調べています。