広島市東区の民家で10月、女性の遺体が見つかった事件で、殺人などの疑いで逮捕されていた広島市東区に住む建設業の男について、広島地検は26日、傷害致死罪で起訴しました。 起訴状などによりますと、広島市東区に住む建設業の松平清被告（56）は、10月14日、広島市東区戸坂山根の自宅で、女性（71）の首を圧迫して、死亡させたとされています。 逮捕時の警察の調べに対し、松平被告は、「今は何も話すつもりはありません」と供述していたということです。 この事件は、10月14日午後7時半ごろ、110番通報を受けて松平容疑者の自宅に駆けつけた警察官が、室内で死亡していた女性を発見。 当時、家にいた松平容疑者を警察署に任意同行し、尿検査をしたところ、覚せい剤の陽性反応が出たため緊急逮捕。4日に覚せい剤取締法違反の罪で起訴されていました。 その後、松平被告は殺人と不同意性交等致死の疑いで再逮捕されていましたが、広島地検は26日、傷害致死罪で起訴したことを明らかにしました。