ふ頭コンテナに大量の盗難車部品 UAE向け、3時間前に発見 警視庁

千葉市の住宅車庫にあったスポーツ用多目的車(SUV)の窃盗容疑で、警視庁捜査3課が横浜港本牧ふ頭(横浜市)に保管されていたコンテナを捜索したところ、盗難車9台分の部品が見つかっていたことが28日、同課への取材で分かった。 コンテナはアラブ首長国連邦(UAE)に輸出予定で、船に積み込まれる約3時間前に発見されたという。 同課によると、茨城県古河市の「ヤード」と呼ばれる解体作業場を先月30日に捜索。盗品等保管容疑でアフガニスタンやパキスタン国籍の男4人を現行犯逮捕した。 その後の捜査で、ヤードから同27日にコンテナ1台が運び出されたことを確認。輸出のため本牧ふ頭に保管されていることを突き止めた。 見つかった部品は千葉、埼玉両県内で盗まれたトヨタ自動車の「ランドクルーザー」や「レクサス」など9台分とみられ、それぞれラップで包まれ、番号が振られていたという。

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