山梨県教育委員会は28日、県立高校の生徒を抱き寄せて頭をなでたなどとして、20代の男性教諭を懲戒免職にした。男性教諭は事実関係を認めているという。 県教委によると、男性教諭は10月20日、進路指導で生徒を呼び出し、2人きりの状況で生徒を抱き寄せて頭をなでた。生徒は帰宅後、保護者とともに警察に相談し、翌日に学校に連絡があった。 さらに男性教諭は、生徒との連絡を禁じられたにもかかわらず、学校で使うアプリで不適切な内容を含むメッセージを複数回送信した。県教委は一連の行為が「教員による性暴力防止法」が禁じる性暴力に当たると判断した。 一方、山梨県は28日、飲酒運転をしたとして、中北建設事務所の所属だった会計年度任用職員の男性(63)を懲戒免職にした。男性職員は13日、山梨県市川三郷町で車を運転中に呼気検査を求められ、道路交通法違反(酒気帯び運転)の疑いで警察に逮捕された。(三宅範和)