4月に、静岡県にある新東名高速道路のトンネル内で追突事故を起こした俳優の広末涼子が、12月22日、掛川区検察庁に過失運転致傷の罪で略式起訴された。 「広末さんは4月7日午後7時ごろ、掛川市内の新東名上り・粟ヶ岳トンネルで、運転していた乗用車を大型トレーラーに追突させる事故を起こし、同乗していた男性が骨折する重傷を負いました。 その翌日には、搬送された病院の女性看護師に対する傷害の容疑で現行犯逮捕、書類送検されましたが、4月16日に処分保留で釈放。釈放後、所属事務所は広末さんが『双極性感情障害』『甲状腺機能亢進症』と診断されたと公表しました。 一連の事件を受け、広末さんは、5月2日にすべての芸能活動休止を発表。静岡県警は7月、広末さん本人を立ち合わせ、実況見分をおこないましたが、事故を起こしたときの速度が『185km/h』だったことが世間に衝撃を与えました。広末さんは『あまり覚えていない』と供述していたそうですが、11月13日、過失運転致傷の容疑で静岡地検浜松支部に書類送検されていました」(芸能担当記者) 傷害については不起訴。そして過失運転致傷については、通常の起訴とは異なり、正式な裁判を開かない略式起訴となった。このことに、Xでは、 《略式だと罰金で終わりかよ》 《芸能人は一般人と違い、あれだけの事故を起こしても略式起訴で済む》 など、処分の軽さを疑問視する声が一部であがっている。 「略式起訴を受けて22日、広末さんの個人事務所は、弁護士3名の連名でコメントを発表し、関係各位へ謝罪しました。略式起訴については《通常であれば数日中に裁判所から罰金の納付を命ずる略式命令が出されます。広末涼子氏は、裁判所からの略式命令が出されましたら、速やかにこれに従う予定です》と記されています。通常、略式起訴後は略式命令が出され、100万円以下の罰金を支払うことになります。 広末さん本人については、本人の公式サイトで《自らの行為に真摯に向き合い、心身の状態につきましても、医師の指導を受けながら、日常生活を含め、慎重に整えていくことを最優先としております》などと記しており、今後の具体的な芸能活動については明言を避けた形です」(前出・芸能担当記者) いつかまた、広末の笑顔が見られる日が来てほしいものだ。