「マドゥロ氏の警護員が血を吐いて倒れた」…米国が使用した先端兵器

米国がベネズエラのニコラス・マドゥロ大統領夫妻を逮捕する過程で、最先端兵器を使用してベネズエラ軍兵士らを無力化したとの主張が浮上している。 10日(現地時間)、ニューヨーク・ポストによると、キャロライン・レビット米ホワイトハウス報道官は、自身のX(旧ツイッター)で、ドナルド・トランプ米大統領の支持者とされるネットユーザーが投稿した、ベネズエラの警護員によるインタビューを共有した。 米軍によるベネズエラ空爆の現場に居合わせたとする匿名の警護員は、当時、米軍が正体不明の最先端兵器を使用し、マドゥロ大統領側の警護員らを無力化したとする目撃談を語った。 この警護員は「警戒勤務中、突然すべてのレーダーシステムが停止した」とし、「空には多数のドローンが飛行し始め、対応のしようがなかった」と述べた。 さらに「しばらくして米軍が投入されたが、銃よりも強力な何かで武装していた」とし、「米軍は素早く正確に攻撃した。ある瞬間、彼らは何かを発射したが、『非常に強力な音波』のように感じられた」と説明した。 続けて「突然、頭が破裂しそうな感覚に襲われた。一部の警護員は鼻血を出し始め、数人は血を吐いた」とし、「音波兵器なのか何なのか分からない攻撃を受けた後、地面に倒れ、まともに立つことすらできなかった」と語った。 この投稿は2620万回を超える閲覧数を記録し、話題となった。レビット報道官は「今やっていることを止めて、これを読んでみてほしい」とのコメントを添えたが、インタビューの真偽については言及しなかったとニューヨーク・ポストは伝えた。 ニューヨーク・ポストは、元米情報機関関係者の話として、「米軍は極超短波などの高出力エネルギーで標的を攻撃する指向性エネルギー兵器を数年前から保有してきたが、実戦での使用は今回が初めての可能性がある」と報じた。 これに先立ち、米国は今月3日、カラカスにある大統領の潜伏先を奇襲し、マドゥロ大統領と妻のシリア・フローレス氏を逮捕した。「断固たる決意」と名付けられた今回の作戦には、約150機の航空機と、米特殊部隊デルタフォースの隊員らが動員された。ベネズエラ側は、米国の軍事作戦により計100人が死亡したと発表したが、正確な民間人の死者数は明らかにしていない。米軍側の死者はいないと伝えられている。 7日には、ベネズエラのディオスダド・カベージョ内務相が、急襲の過程でマドゥロ大統領が脚を、フローレス氏が頭部を負傷したと明らかにした。実際、マドゥロ大統領夫妻は5日、ニューヨークの連邦裁判所に負傷した状態で出廷した。 一方、ベネズエラ政府は、今回の作戦で死亡した兵士らを追悼するため、6日から1週間、国家哀悼期間を宣言した。

シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加