警察官などを装って金銭をだまし取る特殊詐欺事件で、警察は、松山市内の高齢女性からキャッシュカード5枚を盗んだとして、受け子とみられる兵庫県の女を逮捕しました。 窃盗の疑いで逮捕されたのは、兵庫県神戸市の自称警備員 灘本依子容疑者(36)です。 警察によりますと、灘本容疑者はおととい午後1時20分ごろ、松山市内の80代の女性の家を私服の刑事を装って訪問し、女性名義のキャッシュカード5枚を盗んだ疑いが持たれています。 カードからは、現金160万円が引き出されていました。 女性のもとには事前に、松山東署刑事課の警察官などを騙る別の人物から「あなたの口座情報がもれている」「しばらくしたら刑事が行く」などと電話があったということです。 灘本容疑者は、用意した封筒にキャッシュカードを入れるよう女性に指示し、隙をみて別の封筒とすり替え盗んだということです。 女性からの被害届を受けて捜査していた警察は、香川県内で灘本容疑者を発見し昨夜、逮捕しました。 警察は灘本容疑者が特殊詐欺の受け子とみて、事件の全容解明に向け捜査を進めています。