男女間のトラブルをきっかけに一般男性から現金50万円を脅し取ったとして、福島県警は27日午前7時25分ごろ、恐喝の疑いで郡山市開成5丁目、いわき中央署地域課巡査の男(24)を逮捕した。 逮捕容疑は、20代男性から慰謝料名目で現金を脅し取ろうと考え、昨年7月7日午後10時ごろから同8日午後5時10分ごろまでの間「どう落とし前つけるんだ。謝罪だけじゃ足りない。慰謝料か、勤務先に話して今後を任せるか」などと電話や交流サイト(SNS)のメッセージで脅迫し、同日午後5時15分ごろ、男性に現金50万円を振り込み送金させた疑い。県警監察課によると、男は容疑を認め、「男性が許せなかった。大変申し訳ありません」と供述しているという。 被害に遭った男性は、男と当時交際していた警察官の20代女性の知人で、男が警察官であることは知っていた。3人に男女間のトラブルがあったとみられる。同課によると、男は現金を脅し取って数日後、男性に返金した。電話やメッセージでの脅迫は勤務時間外に行われ、警察官の立場を利用しての脅迫などは確認されていないとしている。昨年10月、女性が事件を上司に相談したことで発覚。男は自宅待機となり、女性は依願退職した。 男は2024年県警採用。警察学校卒業後、同署に配置された。 県警の現職警察官が逮捕されたのは昨年11月、性的姿態撮影処罰法違反(撮影未遂)の疑いで、双葉署復興支援課の巡査長(当時)が逮捕されて以来、本年度2人目。