インターネットで注文した品物がマンションの宅配ボックスから相次いで盗まれた事件をめぐり、福岡県警は12日、窃盗の疑いで逮捕したアルバイトの男(38)=公判中=の捜査を終了したと発表した。郵便受けから暗証番号の書かれた不在連絡票を抜き取られた手口について計8件、立件したという。 早良署によると、男は昨年4~8月、福岡市早良区内のマンションなど8カ所で、宅配ボックスから衣類や化粧品、体重計など計約9万5千円相当の品物を盗んだ疑いがある。同区の30代女性が同年7月に「注文した商品が宅配ボックスに入っていない」と被害を届け出たことで発覚。防犯カメラの映像などから男が特定され翌8月に逮捕された。 男は、働いていた会社が倒産したことで「生活が苦しいので盗んだ」と容疑を認めている。盗んだ品物はメルカリなどのフリマアプリで転売していた。 署は男が借りていたアパートの部屋からは生活用品や雑貨など約200点を押収。立件はしていないが、男はこれらについても「盗んだもの」と説明しているという。(杉江隼)