【飯田市・強盗致傷事件から1か月】…男はいまも逃走中 住民の不安続く…

飯田市の住宅に1人の男が侵入し82歳の女性に「金を出せ」などと脅して、逃走した強盗致傷事件から、16日で1か月が経ちました。犯人の男は今も逃走していて、住民たちの不安が続いています。 「けがはさせないから金を出せ」 事件が起きたのは1月16日の午前5時前。飯田市鼎切石の住宅で住人の82歳の女性が男に脅され金を要求されました。女性は娘と2人暮らしでしたが事件当時、娘は夜勤のため不在でした。 被害にあった女性によりますと犯人の男は日本人で、寝室で寝ていたところ脅されたということです。女性は逃げる際に後ろから男に押されて転倒。腰の骨を折る大けがをしました。 Q.治安は? 近所の人は 「いいと思いますがね。そんなことが起きるとは思わなかったのでびっくりしている」 捜査関係者によりますと、男は施錠されていない玄関から靴を脱いで侵入し、犯行後も玄関から逃げたということです。 また、現金などは盗まなかったとみられています。 逃げた男の特徴は身長165センチくらい。 上下黒の服装でリュックサックを背負っていたということです。 事件発生から16日で1か月。犯人の男はいまも逃走を続けています。 住民は 「落ち着いて寝れない。今までだったら、皆さんここらは健康のために散歩して いるんですよ。だけど、全然散歩する人もいなくなっちゃったし、あすの朝、今夜、わが家に入るかもしれないって。みんな誰も思うわけなんですよ。 安心しては寝られてないんじゃない」 住民は 「こんな物騒な事件やったら、あんまり外出たくないですよね。まあ早く見つけてほしいと思うね。ちょっと、安心できないですよね」 リポート 「この道をまっすぐ行くと200メートルほど先にJR切石駅があります。この通りを左に曲がると被害のあった住宅があります。路地は車1台が通れるほどの道幅です」 現場の近くに目立った街灯はなく、事件当時、辺りは暗かったとみられています。 また、この地域は高齢者が暮らす世帯や空き家が多く、防犯カメラを設置している住宅がほとんどありません。 警察は情報提供を求めて事件当日にフリーダイヤルを設置しましたが16日までの1か月に寄せられた情報は「4件」に留まっています。 県警は16日、公式アプリ「ライポリス」でも改めて情報提供を呼びかけました。 未だに犯人逮捕につながらないことについて犯罪捜査に詳しい東京都立大学の堀田周吾 教授は、「都市部と異なり防犯カメラの少ない地域では、地道な聞き込みなどの捜査を行うため犯人逮捕に時間を要する可能性はある」としています。 突如として、平穏な生活を脅かした飯田市の強盗致傷事件。1日も早い犯人の逮捕が待たれます。

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