民家から現金3800万円窃盗、「匿流」指示役の男1人逮捕 関連で10人目 愛媛の高額窃盗事件

愛媛県の民家から現金約3800万円などを盗んだとして、兵庫、愛媛両県警の合同捜査本部は13日、窃盗などの疑いで、大阪市港区の自称自営業の男(34)を逮捕した。捜査本部は、関西を中心とした「匿名・流動型犯罪グループ」が関与した疑いがあるとみており、この窃盗事件に関連する逮捕は10人目。 逮捕容疑は、実行役の男らと共謀し2023年9~10月、愛媛県今治市の民家と隣接の倉庫から現金約3800万円などを盗んだ疑い。兵庫県警は認否を明らかにしていない。 捜査本部は今月4日、指示役とされる男2人を逮捕。自営業の男も指示役の1人とみており、実行役の男らと匿名性の高いアプリでやりとりしていたという。指示役グループが民家の住人が不在の時間帯や現金の保管状況を把握していた疑いもあり、詳しく調べる。

シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加