鹿児島市で、車の窓ガラスを割り車内から財布などを盗んだ疑いで、無職の男が逮捕されました。県内では今年8月以降、同様の被害が数十件確認されていて、警察が関連を調べています。 器物損壊と窃盗の疑いで逮捕されたのは、鹿児島市中山1丁目の無職・山﨑覚容疑者(57)です。 鹿児島南警察署によりますと、山﨑容疑者は先月6日の夜から7日の朝までの間、鹿児島市に住む30代男性の自宅の駐車場に停めてあった乗用車の、助手席の窓ガラスを工具で割り、車内から財布など7点時価およそ5万円相当を盗んだ疑いがもたれています。 被害者と面識はなく、警察の取り調べに、「金に困って車から財布を盗んだことは間違いない」と容疑を認めているということです。 山﨑容疑者は先月13日に、鹿児島市に住む別の男性の車の窓ガラスを壊した疑いで逮捕され、その後、起訴されていました。 県内では今年8月以降、同様の被害が数十件確認されていて、警察が関連などを捜査しています。