土足で室内物色か、民家の室内に多数の足跡 強盗殺人容疑で逮捕の男を送検 京都府警

京都市山科区の民家で昨年10月、住人の男性が遺体で見つかった強盗殺人事件で、民家の中には多数の靴跡があり、物が壊されていたことが27日、捜査関係者への取材で分かった。京都府警が26日に強盗殺人などの疑いで逮捕した同区大塚元屋敷町の飲食店経営、桜木清容疑者(55)が土足で民家に侵入して物色し、男性と争った可能性がある。府警は27日、容疑者を送検した。 また、捜査関係者によると、男性が自宅で何者かに現金を盗まれたとして令和6年4月、府警山科署に被害を相談していたことも判明。自宅には多額の現金を保管していたという。 府警は容疑者が昨年10月1日午前2時55分~6時ごろ、京都市山科区椥辻草海道町の無職、寺田憲司さん=当時(81)=宅に侵入し、寺田さんの胸や腹などに暴行を加えて殺害した上、現金数十万円やスマートフォンなどを奪ったとして逮捕。捜査では、容疑者が寺田さんのスマホを持ち出した後、寺田さん宅に戻しその後、第1発見者を装って110番していたことなどが判明していた。 近隣住民によると、寺田さんは以前、保育施設で送迎バスの運転手として勤めていた。一方、自宅近くで複数の駐車場を経営し、現金で受け取った賃料を自宅で保管。多額の窃盗被害にあったことを周囲に打ち明けていたという。 近くの60代女性は「寺田さんはまじめな人。送迎バスの運転もきっちりとし、私の娘も送迎してもらい感謝していた。一日でも早く事件が解決してほしいと思っていた」と話した。

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