楽天モバイルの回線を他人名義で不正に契約できるサイトを開設したとして、警視庁サイバー犯罪対策課は10日、東京都練馬区の無職の少年(19)を電子計算機使用詐欺ほう助容疑で逮捕したと発表した。サイトを通じた不正契約は2024年6月から半年で1000回線ほどあり、60万円を売り上げたとみられる。 警視庁によると、楽天モバイルは1件のアカウントで最大10回線の契約が可能で、当時は2回線目以降は本人確認なく契約できた。 少年はこの点に着目。海外サイトから500万件の楽天IDとパスワードを不正入手し、仮想通貨(暗号資産)を入金した利用者が他人のアカウント情報で回線を契約できる仕組みのサイトを作成・管理していた。使われた本来のアカウント所有者には利用料が増えるなどの不利益が生じたという。 逮捕容疑は24年6月14日~10月19日、このサイトを運営して別の少年(16)に他人のアカウントで2回線を契約させたとしている。また、サイトを利用して24年7月に不正に2回線を契約したとして北海道旭川市の高専生の男性(20)も電子計算機使用詐欺容疑で逮捕された。いずれも容疑を認めている。【菅野蘭】