「母のことを忘れることなかった」愛知・蒲郡市の女性殺害“未解決”10年 犯人は今どこへ?名古屋主婦殺人事件の遺族・高羽悟さんもビラ配りに参加

愛知県蒲郡市で、当時73歳の女性が殺害された事件は、未解決のまま、きょうで10年です。 遺族の杉浦司さん61歳。妻・多香子さんと共に、きょう午後、蒲郡市内で情報提供を、呼びかけました。事件が起きたのは10年前… ■「10年間事件のことも母親のことも忘れることはなかった」 2016年3月10日の夜、当時73歳の母・加津代さんが自宅で倒れているのを、離れで暮らしていた、司さんが見つけました。殺人事件でした。 (杉浦司さん) 「私たちは10年間ずっと、この事件のことを当然忘れることもなかったし、母親のことも忘れることもなかった」 ■人の役に立てることを喜びとしている人 50年以上、農業を営み、みかんや野菜を近所の人たちにも、配っていたという加津代さん。 (多香子さん) 「昔の日本の母という感じですね、一言で言うと。常に周りを見て、人の役に立てる。それを喜びとしている人でした」 ■着ていた服は残されたまま「片づけられない」 畳の上に倒れていた加津代さんの首には、携帯電話の充電コードが巻かれていました。顔には、ビニール袋がかぶせられていたといいます。 (司さん) 「ここが母が日常寝泊まりしていた部屋なんですけど、なかなか事件が解決しないと、片付けられない」 寝室には、加津代さんが着ていた服などが、残されています。 (司さん) 「ここら辺の小さな棚も全部物色されていたので、このあたりは散らばっていた」 空き巣被害にあわないよう、対策もしていた加津代さん。 (司さん) 「扉を開けたりすると、鈴が鳴るようなものを部屋に作っていた。近所で空き巣とか、泥棒が入ったと聞いて、母なりに対策をしたのではないか」 ■ビラ配りには名古屋の主婦殺人事件の遺族・高羽悟さんも参加 (蒲郡警察署・志治正己所長) 「警察だけでなく市民も決して忘れてはならない事件であります。われわれ警察は犯人を追い続けます」 きょうのビラ配りには、26年後に女が逮捕された、名古屋の主婦殺人事件の遺族・高羽悟さんも加わりました。 (高羽悟さん) 「26年たっても逮捕されるので、警察も遺族もあきらめないでほしい」

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