SNSで違法薬物の「運び役」を募集したとして、警視庁は会社員の寺内典明容疑者(50)=千葉県=を職業安定法違反(有害業務の紹介)の疑いで逮捕し、6日に発表した。「職業紹介したことは間違いないが、荷物が違法薬物だとは知らなかった」と容疑を否認しているという。 薬物銃器対策課によると、容疑者は2025年1~2月、違法薬物を密輸するための運び役を募集するため、SNSで「VIP手荷物配送代行サービス」「報酬20万円案件」などと求人広告を出した疑いがある。「VIPお客様の荷物をお預かりして、目的地まで届けるお仕事になります。お客様の滞在地にて受け取りを行い、目的地まで責任を持ってお届けいただきます」などと説明していたという。 職安法は、職業の安定を図ることなどを目的に、有害な業務に就かせる目的での職業紹介を禁じている。薬物密輸事件で適用したのは全国初という。