焼津の住宅街近くに無許可ヘリコプターが離着陸 夕食時に響き渡った異音 操縦の会社役員を逮捕

プライベートヘリを操縦し、焼津市内の住宅街近くの田んぼに無許可で離着陸をしたなどとして、焼津署と県警生活保安課は12日、航空法違反の疑いで、ヘリを操縦していた千葉県生まれ、住所不定、会社役員の男(51)を逮捕した。ヘリポート以外での離着陸を摘発するのは県内初めて。住宅地に降り立った危険性を踏まえて、立件に踏み切ったという。 逮捕容疑は2025年8月ごろ、焼津市藤守の住宅街付近に国土交通相の許可なく、ヘリコプターを最低高度以下で飛行させた上、空港やヘリポート以外の場所に着陸、離陸した疑い。県警によると、容疑者は「着陸場所を間違えた」などと容疑を認めている。 県外から運航を開始し、焼津市の民間ヘリポートに着陸する予定だったとみられる。離着陸があったのは午後7時ごろの夜間とみられ、田んぼには10分ほどとどまっていたとされる。離陸した後に予定していた近くのヘリポートに降りたという。 航空法では国交相の許可なく指定場所以外に離着陸することを禁じている。人や物件が密集する地域では300メートル以上の高度を保つ必要があるが、容疑者は離着陸時に民家の屋根の近くを飛んでいたとされる。 ヘリは「レオナルド式A109 E型」。離着陸した田んぼに近接する太陽光発電施設の電柱や電線を回転翼で損傷させていたという。この電力施設の所有者から「電線が切られている」との通報があった。防犯カメラの映像でヘリが離着陸していたことが判明し、県警が捜査していた。 ◆焼津市内の住宅街近くに離着陸したヘリ。その様子を目撃した住民が取材に応じた。続きは「バリバリと異音、屋根に迫る低空…目撃した近隣住民が振り返る恐怖」

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