オール阪神・巨人は15日、大阪ミナミのなんばグランド花月(NGK)で結成50周年記念公演「来て!見て!笑て!」大阪公演千秋楽を開催。サプライズゲストに明石家さんま(70)が登場し、爆笑トークを繰り広げた。 オール巨人(74)は「同世代の方に力を与えられたら」と今後について語り、オール阪神(69)は「50年、アッという間でした。しんどい時もあったけど、イヤにはならなかった。高校を卒業して一番最初が一番の仕事でした」と感無量の面持ちだった。 1975年にコンビ結成して50年。上方漫才界を引っ張ってきたレジェンドは昨年7月の宮崎を皮切りに大阪、鹿児島、東京を巡り、本拠地NGKで千秋楽を迎えた。漫才を2本披露したが、1本目は客席の左右から登場。血液型、犬の名前を交えたネタで冒頭から笑いの渦を巻き起こした。ただ、最後のオチの場面で阪神が間違え、舞台上で笑いながら小競り合い。さらに笑いが増幅した。 からし蓮根、ガクテンソクの漫才の後、阪神が落語「ふぐ鍋」を披露。さらにギャロップ、笑い飯の漫才に続いて、2本目の漫才。兼光タカシが巨人のものまねで曲の紹介をして、巨人が自身の曲「夢浪漫」「あんじょうやりや」と鳥羽一郎の「兄弟船」の3曲を熱唱した。 トークショーでは多忙な中、ヘリコプターで何度も移動した話、大麻疑惑で誤認逮捕されそうになった話など仰天エピソードが満載だった。 2人と仲のいいさんまが最後に登場。1月11日の東京公演でも登場し30分間にわたってトークしたが、今回は25分間、昔話に花が咲いた。 50年来の付き合いのさんまから寿司の差し入れがあり、一方の巨人からさんまへお好み焼きの小手、尿漏れ防止パンツのお土産で笑わせた。3人のトークは体調も含めて、明るい話題につながらず、さんまが何度も「暗い話、すんな」と叫び、客席は大盛り上がり。最後はさんまが「50周年」と音頭をとり、客席から「おめでとう」の大合唱で締めくくった。 公演後の会見で巨人は「大阪は特別。ネタを2本やるんで、2週間前から緊張してた」と明かし、子どもや孫からどんな感想が出るか楽しみ」と笑み。息子の高田隆平が前説に登場した阪神も「朝4時に起きてしまって、その後は眠れんかった」。 今後については「健康第一だけど、これからも劇場で漫才をしたい」と巨人。「辞めようかという日が来てほしくない」と阪神は60周年に向けてスタートする構えだ。