警視庁は、指定暴力団住吉会の中枢組織「幸平一家」の傘下組織組長、鈴木義明容疑者(54)=東京都豊島区=と組員5人を監禁と強盗致傷の疑いで逮捕し、31日発表した。認否は明らかにしていない。 暴力団対策課によると、鈴木容疑者らは共謀して2月22日深夜から23日朝までの間、東京都豊島区内のビルの一室に40代男性を監禁し、殴ったり蹴ったりして、ネックレスほか1点(計90万円相当)を奪い、1カ月のけがをさせた疑いがある。男性は、当時、鈴木容疑者が組長をする組織の組員で、事件後に脱退したという。 警視庁は、幸平一家が、匿名・流動型犯罪グループ(匿流)とつながって、様々な犯罪に関わっているとして今年1月、特別対策本部を立ち上げた。4月1日付で刑事部長指揮から副総監指揮に格上げする。 住吉会の暴力団構成員・準構成員らは約3200人で暴力団の中で2番目に多く、うち幸平一家が約4分の1を占める(2024年末時点)。(西岡矩毅)