年を取るにつれて、人生の「残り時間」を意識するようになった人もいるだろう。元外務省職員で作家の佐藤優さん(66歳)は、慢性腎不全を患い2023年、腎移植手術を受け、8年ほどの余命(人工透析を続けた場合の10年生存率6割)が20年(10年生存率は9割)に伸びたことをきっかけに「寿命が延びたのは、この世で私自身がまだやるべきこと──使命があるからだ」と、残り時間で何をするかをより考えるようになったという。自分の残り時間とどのように向き合えば残り時間を幸せに生きられるのか、佐藤さんの著書『残された時間の使い方』(クロスメディア・パブリッシング)から一部抜粋、再構成してお届けする。