■■大麻密売グループのリーダー役の男らが逮捕 静岡県中部地区を拠点に大麻などの違法薬物を密売していたとして、5月7日までに、密売グループの男4人を麻薬取締法違反の疑いで逮捕しました。 麻薬取締法違反(THC営利目的共同譲渡)の疑いで逮捕されたのは、大麻密売グループ「アル・カポネ」のリーダー役で藤枝市音羽町に住む建設業の男(25)や、受付・配達役で藤枝市前島に住む建設作業員の男(26)など、20代の男4人です。 警察によりますと、4人は2025年9月29日、藤枝市内の飲食店駐車場で、静岡市内に住むアルバイト従業員の20代の男に対し、大麻リキッド1本(約0.7グラム)を1万1000円で密売した疑いが持たれています。 また、大麻リキッドを購入したアルバイト従業員の20代の男も、麻薬取締法違反(THC所持)の疑いで2025年10月2日に逮捕されています。 ■■中学時代からの知り合いで結成 秘匿アプリで顧客を誘導 警察によりますと、「アル・カポネ」を名乗る密売グループの男4人は、地元の中学時代からの知り合いでした。 グループ内では「リーダー役」「受付・配達役」「配達役」「保管役」と周到な役割分担がなされていました。 彼らはSNSで「入荷しました」「高品質です」などと広告を出し、興味を持った客を通信記録が残りにくい秘匿性の高いアプリに誘導し、密かに連絡を取り合っていたということです。 ■■売り上げは2500万円以上か 高級車や高級腕時計も押収 警察の調べによると、グループは2023年11月から2026年3月にかけて、少なくとも2000回以上の密売を繰り返し、顧客は100人以上にのぼるとみられています。 警察は、保管役の男の自宅や配達車両などから乾燥大麻約300グラムと大麻リキッド約90本(約63グラム)を押収しました。 これらは乾燥大麻が1グラム5000円、大麻リキッドが1グラム1万1000円で販売されていました。 密売によるグループの総収益は少なくとも2500万円以上に上るとみられています。警察は、リーダー役の男が違法な収益で購入したとみられる高級ミニバン(定価約700万円)、高級腕時計(定価約857万円)、金ネックレス(定価約200万円)などを押収しました。