今年1月、宮城県石巻市で80代の夫婦が死亡し、娘が放火の疑いで逮捕された事件についてです。仙台地検は精神鑑定の結果、娘に責任能力があるとして、5月22日、起訴しました。 起訴されたのは、石巻市の無職、佐々木美和被告、49歳です。 起訴状によりますと、佐々木被告は今年1月、石巻市の両親が住む実家で、勝手口外側に置いた毛布にライターで火をつけ、その上に、紙おむつなどが入った複数のポリ袋を乗せるなどして、実家を全焼させたとされています。 この火事で、佐々木被告の父・陞さん(85)と母・恵子さん(80)の2人が、急性一酸化炭素中毒で死亡しました。 仙台地検は5月18日まで、刑事責任能力を調べる鑑定留置をしていましたが刑事責任を問えると判断。 また、両親が死亡したものの、「殺意」については認定せず、現住建造物等放火の罪で起訴しました。 仙台地検は、佐々木被告の認否を明らかにしていませんが、逮捕当時、警察の調べに対し、佐々木被告は「火はつけたが家を燃やすつもりはなかった」と、容疑を一部否認していました。