「論点ズレてる」「その通り」賛否勃発…72歳ベテラン俳優 蜷川幸雄、星野仙一を例に挙げ…逮捕で辞任した巨人・阿部前監督に呈した“持論”

「こういう形で去るってことは、本当にご迷惑をかけてるなと思います」 言葉を詰まらせながらこう述べ、大粒の涙を流したのはプロ野球・巨人の阿部慎之助前監督(47)。交流戦開幕を控えた5月25日夜、自宅で長女(18)に暴力を振るったとして現行犯逮捕されたニュースは世間を大きく騒がせた。 阿部前監督は26日未明に釈放されたが、事件の責任をとって監督を辞任。26日正午前に開いた記者会見で騒動を謝罪し、報道陣から残されたチームへの思いを問われて冒頭のように答えていた。 阿部前監督は長女と次女のケンカの仲裁に入ったところ、長女から言い返されたことで胸ぐらを掴む、押し倒すなどの暴行を加えたとされている。本人も警察の調べに「カッとなった」と事実を認めていたが、大きく注目を集めているのは通報に至った経緯だ。 「長女は父親とのトラブルを生成AIサービス『ChatGPT』に相談し、回答に基づいて児童相談所に連絡したといいます。連絡を受けた児童相談所は25日午後7時すぎに110番通報し、警視庁渋谷署は阿部前監督を現行犯逮捕。阿部前監督の記者会見では長女からの手紙が代理人によって代読され、“児童相談所にどうすればいいのか相談したが、私自身の意向が聞かれることはなく警察に通報された”と記されていました。長女にとって父の逮捕は想定外だったようで、父が連行される姿を見て“泣き崩れた”とも明かしていました」(全国紙社会部記者) AIの提案に従って児童相談所に相談した結果、警察に通報され、父が逮捕されてしまった――。事件にAIが関与していた事実は世間に大きな衝撃を与え、Xでは自らの考えをつづる著名人も少なくない(以下、《》内はすべて原文ママ)。 そんななか、あるベテラン俳優も声を上げていた。 《巨人阿部監督 この件は警察で逮捕が妥当だったのかしっかり検証してほしい!》 26日午後7時すぎにXでこう切り出したのは、「必殺シリーズ」など数々の名作ドラマへの出演で知られる俳優の三田村邦彦(72)。 《子供の喧嘩を止めただけ?かどうかも第三者はわからないので 検証結果を報告する義務があると思います》と私見をつづり、《『前監督』とするのが正しいのか?『愛の鞭』が現役時代からの積み上げた証を消すかもしれないことだから!》と主張した。 そんな三田村は、続く投稿で《親が子供が間違ったことをしたら怒鳴ったり》と前置き。続けて《演出家蜷川幸雄氏が物を投げつけた罵声を浴びせたり 星野監督が選手をポカリ!》と著名人による過去の言動に言及し、こう問題提起したのだった。 《これはコンプラ違反?虐待?にあたるかどうか よーく考えてみましょうよ 子を育てる親は 善悪をどう教える? すべて『虐待』ですませていいはずがない》 三田村が呈した“子供の躾”についての持論。お笑いタレントのほんこん(62)は《そうだと思う 世の中 変な方向に…》と反応し、一般ユーザーからも《おっしゃる通り》《全くその通りですね。令和の世の中は寛容さの前にすべてが保身で動いている感じがしますね》と共感を示す声が。 だがそのいっぽうで、異論を呈する声も次のように寄せられている。 《昭和とか関係なく暴力はダメですよ》 《蜷川さんと星野監督と今回の件が同じ?なわけないでしょ 子どもに対する暴力ですよ》 《三田村さん論点ズレてるよ。親も子も暴力を認めての逮捕です》 《何を美談にしようとしてるん?酔って姉妹の喧嘩仲裁に入ったら反発されてカッとなって胸ぐら掴んで押し倒した行動を教育とでも言いたいの?》 ある芸能関係者は言う。 「確かに中日ドラゴンズのエースだった星野仙一さん(享年70)は、現役引退後に監督として中日、阪神タイガース、東北楽天ゴールデンイーグルスを優勝に導いた名将。ですが選手に対する“鉄拳制裁”はたびたび物議を醸し、中日の監督時代には審判に対する暴言・暴行を働いたことによって制裁金100万円の裁定が下されたことも。 また、演出家の蜷川幸雄さん(享年80)も演劇界の巨匠であることは間違いありませんが、厳しい指導は有名でした。例えば、蜷川さんが亡くなった当時、寺島しのぶさん(53)は追悼コメントのなかで《容赦のない灰皿と靴と罵声が飛んできた》とエピソードを告白。そうした指導は双方の信頼関係によって“許容”されていたのかもしれませんが、今の時代だと暴行事件になりかねないでしょう。 とはいえ、三田村さんは星野さんと蜷川さんの名前を挙げましたが、双方の事例は親子間のトラブルではありません。阿部前監督とは比較対象が異なることもあり、議論が広がってしまったのではないでしょうか」

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