今年3月、福岡県嘉麻市の福祉施設で幼い姉妹を殺害したとして逮捕された母親について、検察は28日、刑事責任能力を調べるための鑑定留置を始めました。 この事件は、今年3月、嘉麻市の母子生活支援施設で入居していた長女の水沼二彩ちゃん(当時4歳)と次女の三華ちゃん(当時3歳)を殺害したとして母親の水沼南帆子容疑者(30)が逮捕されたものです。 事件当時は、事実婚の夫が施設に無断で同居していて、姉妹が発見されたときは水沼容疑者もけがをした状態で一緒に倒れていました。 捜査関係者によると、水沼容疑者は「事件前に夫と口論になり、嫌いと言われて死にたくなった」という趣旨の供述をしているということですが、傷の状態などから、警察は無理心中に見せかけて殺害した可能性も視野に捜査を進めています。 福岡地検は28日、水沼容疑者の刑事責任能力を調べるため、鑑定留置を始めました。 期間は8月21日までの約3か月間で、事件当時の精神状態などを詳しく調べる方針です。