阿部慎之助監督の逮捕、電撃辞任と激震に襲われた巨人。急きょ後を引き継いだのが、橋上秀樹監督代行(60歳)だ。巨人でのプレー経験のない指揮官は球団史上初となる。NumberWebでは作戦戦略コーチとして巨人に招聘された直後の昨年3月にインタビューを行い、巨人に注ぎ込む故・野村克也監督直伝の「ID野球」の真髄についてなどを聞いていた。5月27日のソフトバンク戦で初勝利を挙げた橋上監督代行とは何者なのか――当時の記事を凝縮版でお届けする。 ◆ 2024年にセ・リーグを制した巨人が、オフに甲斐拓也、ライデル・マルティネス、田中将大と次々に大型補強を敢行したことは広く知られている。しかしもう一つ、見逃せない"補強"があった。橋上秀樹作戦戦略コーチの11年ぶりの復帰である。 橋上氏は2012年から14年にかけて巨人の一軍戦略コーチを務め、リーグ3連覇に貢献した実績を持つ。今回は安田学園高校の後輩でもある阿部慎之助監督の2年越しの要請を受けて復帰が決まった。