元生活安全部長逮捕から2年 被告側が主張する“不祥事隠蔽疑惑”に県警「隠蔽はなく、公益通報でもない」鹿児島県警

警察の内部情報を漏らしたとして、県警の元生活安全部長が逮捕されて31日で2年です。 今後の公判で、元生活安全部長は当時の本部長が不祥事の隠蔽を図ったことへの公益通報だと主張する方針ですが、県警は29日、改めて隠蔽や公益通報を否定しました。 (県警 岩瀬聡本部長)「職員による非違事案が相次いだ。県民から厳しい批判をもらった。いま我々ができることは再発防止対策をしっかり進めて、県民の県警への信頼回復が図れるよう努力する」 ■内部情報を北海道の記者に おととし5月31日、県警は元生活安全部長・本田尚志被告を警察の内部情報を北海道のフリーの記者に漏らした国家公務員法違反の疑いで逮捕しました。 本田被告は記者に情報を送った理由について「当時の野川本部長が不祥事の隠蔽を指示した」とし、県警内部の不正を通報する「公益通報」だったと主張しています。 ■県警は改めて隠蔽や公益通報を否定 元生活安全部長の逮捕から2年。県警は29日の定例会見で改めて隠蔽や公益通報を否定しました。 (県警 安達裕也警務部長)「公判が行われる予定なので被告人側の主張に逐一コメントすることは差し控える。前本部長の隠蔽や公益通報の主張は、議会や記者会見で繰り返し述べているように、隠蔽の事実はありません。公益通報にもあたらないというのが県警の立場」 ■2つの大きな争点 (キャスター) ここからは取材している記者とお伝えします。 県警の元生活安全部長が逮捕されあさって31日で2年、今わかっている刑事裁判の争点を教えてください。 (記者) 弁護側は裁判で本田被告の無罪を主張する方針で、2つの大きな争点をあげています。 1つ目が「本田被告の行為は公益通報か」。2つ目が「県警の捜査が違法ではなかったか」です。 北海道の記者に捜査資料を送ったことについて本田被告は県警内部の不正を通報する「公益通報」だったと主張しています。 ■枕崎署の盗撮事件の情報漏えいについて起訴内容に含めず (記者) 本田被告は枕崎警察署員による盗撮事件の捜査を巡って捜査の開始を求めたところ当時の野川本部長が隠蔽しようとしたなどと主張。

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