【裁判】「ウソにウソを重ねて」返せない借金を抱えた末路なのか…強盗被害を自作自演した男に有罪判決(山形)

今年2月、自らの手足を縛り、2人組に現金を奪われたなどとウソをつき、警察の業務を妨害したとして逮捕された男の判決公判が、きょう山形地裁で開かれ、男に拘禁刑1年、執行猶予3年の有罪判決が言い渡されました。 判決を受けたのは山形県寒河江市柴橋に住む西村山広域行政事務組合消防本部の職員の男(54)です。 判決によりますと男は今年2月、大江町の朝日少年自然の家の敷地内で、自らの手足を縛り、近くにいた人に2人組に「現金80万円を奪われた」などとウソをつき、警察に必要のない捜査や検問をさせた偽計業務妨害の罪に問われていました。 これまでの裁判で、検察側は、男は遊興費のため借金を重ね返済に困り、強盗被害にあったとすれば妻が用立ててくれると思い犯行に至ったと主張、弁護側は、反省しているとして執行猶予付きの判決を求めていました。 ■「ウソにウソを重ねて…」きょう判決 きょうの判決公判で、田中昭行裁判長は「ウソの通報で地域の安全を守る警察官およそ170人の本来の業務を妨害した結果は重く、犯行の一因となった借金についても家族への相談などの適切な対処が容易だったのにも関わらず、ウソにウソを重ねていて酌むべき事情はない」とした一方で、 「事実関係を素直に認め、深く反省していること、犯行の一因であるギャンブルの依存についても今後は専門家の指導を受ける準備をしていること」から拘禁刑1年、執行猶予3年の有罪判決を言い渡しました。

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