闇バイト連続強盗、5人目の指示役逮捕 バーで飲酒中に指示も

2024年に首都圏であった「闇バイト」による連続強盗のうち、東京都練馬区であった強盗傷害事件に指示役として関与したとして、警視庁などの合同捜査本部は24日、埼玉県越谷市大泊の職業不詳、河治柊(かわじしゅう)容疑者(27)を強盗傷害と住居侵入容疑で逮捕した。一連の事件で指示役として逮捕されたのは5人目。捜査本部は、ほかにも横浜市青葉区であった強盗致死など複数の事件にも関与したとみて調べる。 このほか、いずれも住所不定の無職、福地紘人(27)▽斉藤拓哉(27)▽村上迦楼羅(28)▽渡辺翔太(27)――の4被告(強盗致死罪などで起訴)も同じ容疑で再逮捕した。 逮捕容疑は、実行役と共謀して24年9月28日午前2時45分ごろ、練馬区大泉1の50代男性宅に窓から侵入し、男性や20代の息子を拳やバールで殴打。頭や左腕に軽傷を負わせて現金5000円と腕時計11点(120万円相当)などを奪ったとしている。5人とも黙秘している。 捜査関係者によると、実行役らは、指示役から通信アプリで「(被害者は)詐欺で稼いだやつだから通報されない」「死んじゃうから刺しちゃダメだよ」と伝えられていた。5人の一部は、バーで酒を飲みながら指示を出していたという。 一連の事件は24年8~11月に東京、千葉、神奈川、埼玉の1都3県で18件あり、被害金額は2300万円に及んだ。これまで50人以上の実行役や現金回収役、4人の指示役が逮捕されていた。捜査本部は、秘匿性の高い通信アプリを使い、メンバーを入れ替えながら活動する「匿名・流動型犯罪グループ(トクリュウ=匿流)」とみて捜査を続けている。【朝比奈由佳、松本ゆう雅】

シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加