その紹介「闇バイトかも」 夏休み前に高校生向け注意喚起の講話

高校生が「闇バイト」をきっかけに強盗や特殊詐欺に加担する事態を防ごうと、神奈川県警栄署は10日、県立金井高で講話を実施した。同署生活安全課の和田史課長が生徒ら約1100人に、匿名・流動型犯罪グループ(トクリュウ=匿流)などの実態や危険性を解説した。 栃木県上三川(かみのかわ)町の強盗殺人事件で、闇バイトに応募した県内の高校生が逮捕された事態を受け、県教育委員会は夏休み前までに全ての県立学校で未然防止の教育を行うよう指示している。その一環として、今回の講話が企画された。 和田課長は、特殊詐欺の受け子になる少年の約6割が先輩や友人からの紹介がきっかけだったことなどを、クイズ形式で説明。SNSで個人情報を送ると、闇バイトの指示役から脅迫されることなどを解説し、巻き込まれた場合は警察が保護できる仕組みがあることも紹介した。栃木の事件も事例として挙げた上で、犯罪へ加担させられそうになった場合には「勇気を持って警察に相談してほしい」と呼びかけた。 講話を聞いた同高3年の谷岡奈々さん(17)は、「(栃木の事件のニュースを見て)『私はそうはならないだろう』という思いがあったが、先輩に誘われたら安全な仕事だと思ってしまう。より一層気をつけようと思った」と話した。【入学佳成】

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