【AFP=時事】1歳6か月の双子の実子を窒息死させたとして起訴され、ワクチンのせいだと主張している米国人の女が14日、勾留された。 アンドレア・ショー被告(23)は、双子がインフルエンザ、A型肝炎、破傷風などの乳幼児向けワクチンを接種してから8日後に窒息死したと主張している。 北西部アイダホ州のペイエット警察署は、「長期にわたる徹底的な捜査」を経てショー被告を逮捕・訴追したと発表した。 地元紙アイダホ・ステイツマンによると、14日の法廷で弁護人のジョセフ・フィリチェッティ氏はショー被告について、「優しく愛情深い母親であり、州が描こうとしているような人物ではない」と主張した。 死刑を言い渡される可能性もあるショー被告は、逮捕される数日前に出産したばかりの女児(死亡した双子の妹に当たる)と一緒にいられるよう、200万ドル(約3億2400万円)の保釈金の減額を求めた。 だが、カイリー・スタチリック判事は「懸念」を示し、保釈の権利を取り消してショー被告を勾留することを決定した。 2025年5月に双子が死亡した後、ショー被告はロバート・ケネディ・ジュニア厚生長官が設立した反ワクチン団体「チルドレンズ・ヘルス・ディフェンス」の番組に出演し、双子がベッドで亡くなっているのを発見したと主張していた。 ショー被告は、チルドレンズ・ヘルス・ディフェンスが起こした訴訟の原告の一人として名を連ねている。 同被告の証言は、全米最大の小児科医団体である「米国小児科学会(AAP)」が推奨する乳幼児向けワクチンの安全性についてうそをついたと告発する同訴訟の中核を成している。 医療専門家らはここ数日、乳幼児向けワクチンが窒息のリスクを高めることはないと改めて主張しており、二卵性であるショー被告の双子が同時に免疫反応で死亡する可能性に疑問を呈している。 確たる証拠を示すことなくワクチン接種と自閉症を結びつけてきたケネディ厚生長官は、本件についてコメントしていない。 AFPはチルドレンズ・ヘルス・ディフェンスにコメントを求めたが、回答は得られていない。【翻訳編集】 AFPBB News