19日午前、奈良市の市道で、横断歩道を渡っていた女性をひき逃げし、骨盤骨折などの重傷を負わせたとして、奈良家庭裁判所の調停委員の男が逮捕されました。 ひき逃げの疑いで逮捕されたのは、奈良家庭裁判所の非常勤職員で調停委員の藤田泰三容疑者(69)です。 警察によりますと、藤田容疑者は、19日午前6時40分ごろ、奈良市中登美ヶ丘の市道で、横断歩道を歩いて横断していた女性(60)に車で接触してケガをさせたにもかかわらず、そのまま走り去った疑いがもたれています。 女性は、骨盤を骨折するなどの重傷ですが、命に別条はないということです。 藤田容疑者は、事故の数分後に車で現場に戻り、現場に駆け付けた警察官に対し、事故を申告。その後、警察が防犯カメラやドライブレコーダーなどを捜査し、容疑を裏付けたということです。 警察の調べに対し、藤田容疑者は「事故はあったが、人とは思わなかった」と容疑を一部否認しているということです。 警察は事故の経緯を詳しく調べています。