【08月29日 KOREA WAVE】韓国南東部の大邱市で、白昼に車線変更を巡るトラブルから執拗な「あおり運転」を受け、銃のような凶器で脅されたり千枚通しでタイヤをパンクさせられたりする事件が発生した。車に乗っていた母親と中学生の娘が精神的ショックで通院するなど被害は深刻で、警察は加害者の男に対する逮捕状を請求した。 JTBCの報道番組「事件班長」などによると、被害に遭った女性は先月27日、中学1年生の娘を助手席に乗せて帰宅途中、幹線道路へ合流する際に2車線をまたいで進入した。これに激高した後続車の男がクラクションを激しく鳴らしながら前方を塞ぐ形で停車。車から降りた男は銃のようなものを構えて詰め寄り、女性は恐怖のあまり車を急発進させて逃走した。 男は自身の車に5歳の娘を乗せたまま、約8分間にわたって追跡を続けた。信号待ちなどで減速した女性の車に背後から2度にわたり衝突させた上、車外から「降りろ」と叫びながらフロントガラスを強打。さらに車をバックさせて再度追突したほか、所持していた千枚通しで女性の車のタイヤを刺してパンクさせ、窓ガラスを損壊した。 女性の夫からの通報で警察が駆けつけると、男は態度を一変させて自身を交通事故の被害者やひき逃げの目撃者であるかのように装ったという。しかし、ドライブレコーダーや同乗していた娘が撮影した映像、目撃者の証言などから悪質な犯行が確認され、警察は特殊傷害などの疑いで男の逮捕状を請求した。被害を受けた母娘は不眠や動悸などの症状を訴え、精神科での治療を受けている。 (c)KOREA WAVE/AFPBB News