カンボジアでの臓器移植を有償であっせんしたとして、元NPO法人理事の男が逮捕された事件で、あっせんの手助けをしたとして、73歳の医師が書類送検されました。 この事件は、カンボジアでの臓器移植を有償であっせんしたとして、解散したNPO法人「難病患者支援の会」の元理事・菊池仁達被告が臓器移植法違反の疑いで逮捕・起訴されたものです。 この事件を巡って、警視庁は4日、大阪・豊中市に住む73歳の男性医師を、臓器移植法違反の疑いで書類送検しました。 捜査関係者によりますと、医師は2025年、自身が院長を務める大阪市淀川区の病院で、臓器移植を希望する男性2人の移植適応検査をしたうえで、診断書などを作成して菊池被告に提供し、移植あっせんの手助けをした疑いがもたれています。 医師は2人から「検査料」として25万円ずつを受け取り、菊池被告からは謝礼としておよそ300万円を複数回にわけて手渡しで、受け取っていたとみられています。 警視庁の任意の事情聴取に医師は容疑を認めたうえで、「だまされた。合法だという説明を受けた」と話しているということです。 また、警視庁は臓器移植のあっせんを受け、対価を支払ったとして、都内に住む会社役員の男性(70代)と千葉県に住む会社役員の男性(60代)も書類送検しています。