「間違いありません」″神のお告げの取次者”の初公判 19歳の男性を監禁した罪など起訴内容を認める 奈良地裁

きょう(4日)、初公判が行われた村上有被告(46)と兄の順被告(49)、順被告の妻の莉奈被告(41)は今年5月、19歳の男性を監禁した罪などに問われています。 事件当時、村上有被告は自らをこう名乗っていました。 (村上有被告) 「神のお告げの取次者」 村上被告らが監禁したとされるのは、ともに逮捕・起訴された奈良県大和高田市の会社役員・辰己勝被告(46)の息子(19)です。 この事件をめぐっては、息子を監禁した罪などで辰己被告家族と村上被告家族の、合わせて7人が逮捕・起訴されました。 2つの家族の間で一体何があったのでしょうか。 塗装などを手掛ける会社を経営している辰己被告。 しかし、数年前に会社の経営が悪化。 そこで助言をしたというのが、神のお告げの取次者を名乗る村上有被告でした。 助言を受け、会社は経営が回復したといい、それ以来、辰己被告は村上被告を「有先生」と呼び、心酔していったといいます。 (辰己被告) 「有先生にお伺いを立てないといけない」 監禁の被害者となった19歳の息子を更生させる目的で有被告に預けたという辰己被告。精神的な依存が続いていたとみられます。 息子は、有被告が経営に携わる横浜市内のレストランで働くことになりましたが、去年12月に逃走。その後、奈良県内で身を隠していたところを父親の辰己被告に見つかり、横浜の有被告の自宅に隣接した被害者の姉の自宅に連れ戻されました。 ここで3日間にわたり辰己被告の息子を監禁したとされる有被告ら。 下着姿にして取り囲むと…。 「謝れ。逃げてもまた捕まるからな」 こう脅し、財布や携帯電話を没収。行動を監視して全裸で寝かせるなどしたとされています。 きょう(4日)行われた初公判で有被告は…。 (村上有被告) 「間違いありません」 起訴内容を認めました。 一方、検察側は「有被告らは被害者を不法に監禁し、共謀して被害者の脱出を困難にした」などと指摘しました。 辰己被告ら一家を精神的に支配していたとされる有被告。監禁に至った背景とは? 今後の裁判で何が語られるのでしょうか?

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