相次ぐ高齢ドライバー事故 75歳以上の運転技能検査を強化…一発不合格も 2027年度から厳格化し事故防止へ

「報道の方、線まで下がってください!」 1人が死亡した名古屋市の事故で逮捕・起訴されたのは、71歳(当時)のドライバー。のちの裁判で弁護側は「認知症の疑い」を主張しています。 磐越自動車道で起きた部活動の遠征バスによる死亡事故では、逮捕された68歳(当時)のドライバーが、過去にも事故を繰り返し、警察から免許返納を促されていました。 大阪府東大阪市のコンビニエンスストアで中学3年生がはねられ死亡した事故では… 書類送検された男(71) 「ブレーキとアクセルを踏み間違えた」 全国で相次ぐ高齢ドライバーによる事故。 警察庁は、一定の違反歴がある75歳以上のドライバーが、免許更新の際に必要な「運転技能検査」の内容を来年度から変更する方針を決めました。 新しく加える方針なのは、「方向変換」です。ハンドルを切りながらバックした後、来た向きとは反対方向に出ていくもので、アクセルとブレーキを踏み間違える事故が多いことから、双方を使いこなす必要のある検査を取り入れる方針です。 また、交差点に進入するまで一時停止しなかった際の減点も大きくし、出来なかった場合には、不合格にする方針です。 Q. 運転技能検査が来年度から変わる方針ですが… 70代ドライバー 「知りません。いま初めて聞きました」 「一旦停止しなあかんところだったら事故も多くなるから、そんなのが多いでしょ、自転車とか。それでいいんちゃいますか」 「(厳しくなると)困る人がいっぱい増えるのでは…。仕事も車に関わる人は、仕事がなくなったりするから大変やな」 ミヤコジマ ドライビングスクール・村上 裕哉指導員 「方向変換、一時停止が導入されることによって“不合格になってしまうかな”という方はいます。」「不合格者が増えるのは、その方にとっては、普段、車を使っている人もいるので、不便になる人もいると思うのですが、全体からみて事故が減る事につながれば、良いことだと思います」 運転技能検査を巡っては、受検者の9割以上が合格する一方で、追跡調査の結果、一定の違反歴がない高齢者に比べて、事故件数が約2.9倍になっていることがわかり問題となっていました。 検査の変更で合格率は8割に下がる見込みで、事故の減少につながるか注目されます。

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