詐欺で弁護士役、神戸市の男(21)逮捕 三重・大台署 県内70代女性が150万円被害

三重県警大台署は7日、弁護士を名乗り県内の女性から現金150万円などをだまし取ったとして、特殊詐欺の疑いで、神戸市の男(21)を逮捕した。 同署によると、男は今年7月、県内に住む70代女性から現金150万円などをだまし取った疑い。複数人が共謀し、男は松阪市嬉野中川新町一丁目の伊勢中川駅近くの路上で、女性から現金などを受け取る弁護士役だったという。 事件があったのは7月27日午後10時20分ごろ。女性宅の固定電話に息子を名乗る者から「コインランドリーで洗濯したところ、携帯電話も一緒に洗ってしまい使えないので、借りたものを使っている。携帯番号を教えて」と電話があり、本当の息子と信じた女性は自分の携帯番号を伝えた。 翌28日、女性の携帯電話に息子を名乗る者から「職場の女の人に悩みを聞いてもらううちに、肉体関係を持つようになり妊娠させてしまい、中絶した」「旦那が怒っている。弁護士に相談したところ、300万円で示談することになった。弁護士からはとりあえず100万円でもよいと言われた」などと電話があった。 話を信じた女性は、その日のうちに金融機関から150万円を下ろして、息子を名乗る者に電話すると、「菓子折りも持って中川駅まで電車で来てほしい。弁護士が取りに行く」と言われ、同駅近くの路上に行くと、男が現れたため、現金150万円と菓子折りを手渡し、だまし取られた。女性は30日に津南署に被害届を出しており、同日受理されていた。 大台署によると男は、同月29日に多気郡大台町の女性が息子を名乗る者に現金200万円などをだまし取られた事件で、弁護士を名乗り現金などをだまし取った疑いで8月13日に逮捕されており、余罪を調べる中で今回の事件が発覚。携帯電話の履歴などから、同容疑者の犯行を特定し逮捕した。 同容疑者は容疑を認めており、同署ではさらなる余罪や動機、共犯者などについても詳しく調べている。

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