ライアン・ガルシア、ベンに2回TKO圧勝でV1 ロペスやヘイニーとの統一戦に意欲 オペタイアはズッファ世界王座のV1成功

プロボクシングの「ズッファ・ボクシング」興行が12日(日本時間13日)、米ネバダ州ラスベガスのTモバイル・アリーナで行われた。メインイベントのWBC世界ウエルター級タイトルマッチ12回戦は、王者のライアン・ガルシア(28)=米国=が、同級1位のコナー・ベン(29)=英国=に2回1分25秒TKOで圧勝。初防衛に成功した。 1回から得意の左フックを連発し、2回には右アッパーを当てた。右フックでダウンを奪うと、何とか立ち上がったベンをロープにつめてラッシュ。レフェリーが試合を止めた。ガルシアは大きなガッツポーズで喜びを表現。大歓声を浴びた。勝利者インタビューで「いつも右にも自信があったが、いつもけがをしていた。右手に問題がなかったのはこの2戦が初めてなんだ。神に恵まれている。本当に幸せだ。すばらしい試合をしてくれたコナーに感謝している」と語った。 インスタグラムで約1317万人のフォロワーを持つガルシアは2021年1月に21戦全勝でWBC世界ライト級暫定王座を獲得したが、23年4月に136ポンド(約61.7キロ)契約12回戦でジャーボンテイ・デービス(米国)に7回KO負け。24年4月のデビン・ヘイニー(米国)戦で体重超過とドーピング違反を犯し、昨年5月のWBA世界ウエルター級王座決定戦では物足りない試合内容でロランド・ロメロ(米国)に0-3で12回判定負けした。 2月にTモバイル・アリーナで、4度目の防衛を目指していた当時WBC世界ウエルター級王者のマリオ・バリオス(米国)に挑戦。3-0の12回判定で圧勝し、再起戦で世界2階級制覇を達成した。器物損壊容疑での逮捕歴もある〝問題児〟は高パフォーマンスを見せてカムバックした。 元世界2階級制覇王者のナイジェル・ベン氏(62)=英国=を父に持つベンは、23戦全勝で迎えた25年4月のWBA世界ミドル級元暫定王者のクリス・ユーバンク・ジュニア(英国)戦で0-3の12回判定負けしてプロ初黒星を喫した。同11月のダイレクトリマッチでは3-0の12回判定勝ちしてリベンジに成功。4月の前戦ではWBA、WBC世界スーパーライト級元統一王者のレジス・プログレス(米国)に3-0で10回判定勝ちした。 ベンもドーピング違反歴がある。2月にプロデビュー以来約10年間所属した英興行大手のマッチルームを離脱し、米新興プロモーション会社のズッファ・ボクシングと契約したことを発表した。今回が世界初挑戦だった。

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