「クリスマスに外出」情報入手 窃盗疑い「案件屋」ら27人検挙

匿名・流動型犯罪グループ(トクリュウ=匿流)で空き巣などを繰り返したとして、京都府警は15日、前橋市の職業不詳、石倉颯杜(はやと)容疑者(26)ら男女27人(20~57歳)を窃盗や強盗予備などの疑いで逮捕・書類送検したと発表した。府警は、石倉容疑者が狙う家の情報を入手して事件を計画する「案件屋」だったとみている。 府警によると、案件屋から情報を入手した指示役が、民家の間取り図や資産状況などを実行役に送信していた。2025年12月25日夜に京都府城陽市内で起きた空き巣事件では、被害者について「クリスマスで家族と食事に出かける」などと、具体的で正確な情報が書かれていたという。 石倉容疑者の逮捕容疑は26年1月30日、実行役の2人と共謀し、窃盗目的で群馬県館林市の会社役員の女性の家に侵入したとされる。府警は石倉容疑者の認否を明らかにしていない。 府警によると、この事件の実行役から押収したスマートフォンを解析したところ、石倉容疑者が秘匿性の高いアプリで「現金だけじゃなく物品もあるみたい」「腕(時計)などがあると思います」などと送っていたことが判明した。石倉容疑者が指示役を兼ねるケースもあったとみられる。 他のメンバーらはそれぞれ、25年12月~26年3月に京都府や大阪府内で相次いだ6件の空き巣や強盗予備事件に関与したとされる。石倉容疑者は7月、東京都立川市で起きた窃盗事件で警視庁に逮捕され、窃盗などの罪で起訴されていた。【大東祐紀】

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