福島県伊達市の80代女性からキャッシュカードをだまし取ったなどとして、伊達署は14日午後3時15分ごろ、盗みの疑いで、宮城県多賀城市、会社員の男（29）を逮捕した。 逮捕容疑は、昨年5月26日、氏名不詳者と共謀し、伊達市の80代女性宅に電話をして「キャッシュカードが悪用され、お金が引き出されている。別の職員がキャッシュカードを回収しに行く」とうそをいい、財務省職員に成り済まして女性宅を訪問、女性が目を離した隙にキャッシュカード4枚を盗み、聞き出した暗証番号で現金計200万円を引き出した疑い。 同署は、男がキャッシュカードを受け取る「受け子」と現金を引き出す「出し子」の役割を担っていたとみて調べている。